ヘッドライトステーの交換
今回の記事では、ヘッドライトステーの交換方法を紹介しています。
これからヘッドライトステーの交換に挑戦しようと思っている方の参考になれば幸いです!
また、この記事の内容はyoutubeにアップした動画の詳細になりますので動画の方も併せてご覧いただければより分かりやすいかと思います。
目次
ヘッドライトステーを交換する理由
純正のSRはフロントウィンカーがヘッドライトステーに取り付けられています。
僕は以前、ウィンカーをデイトナのスモールウィンカーに交換していますが、その際に純正のヘッドライトステーを外したことで大きな穴が開いてしまっていたんですね。
この穴が非常にかっこ悪い。
スタイリッシュなSRにとって致命的なダサさとなってしまい、これはいかん!ということでヘッドライトステーの交換をしました!
ライトステーは見た目の印象を結構変えることが出来るアイテムなので、SRのドレスアップにも良いと思いますよ~!
BORE-ACE ライトステー
今回用意したライトステーは、ボアエース社のライトステーになります。
僕がヘッドライトステーを探す際に重視したポイントは、
- ブラックであること。
- トップブリッジを外さないで取り付けられること。
- かっこいいこと!
でした。これは以前のブログでも少し触れていますが、僕の理想のSRを求めた結果です。
そしてこの条件にあてはまるライトステーがボアエースのライトステーだったのです。
ライトステーは色んなメーカーから販売されているので、自分の気に入ったライトステーを探すところがスタートですね!お気に入りのステーを見つけてください。
ボアエースのライトステーの特徴としては、
- 素材はステンレス。
- フロントフォークに、観音開きのブラケットで取り付ける。
- ステーには取り付けボルト/カラー/ブラケットがセット。
- ライトの取り付けには別途ライト取り付け用のボルト/カラーが必要。
といったところでしょうか。
部品一つ一つの作りこみが素晴らしく、高級感のあるデザインとなっています。
ライトステー交換手順
気に入ったライトステーが見つかり手元に届いたら、いよいよライトステーを交換していきましょう。
ライトステーの交換方法は次のようになります。
純正ステーの取り外し
純正ステーの固定方法
純正ステーは、5型のSRの場合7か所のボルトで固定されています。
ライト本体の両側に一か所ずつ。そして光軸調整用が一つ。そしてステーとフォークの連結に左右二か所ずつのボルトがあります。
これらを外していきましょう。
ヘッドライトレンズの取り外し
まずはヘッドライトのレンズをライト本体から取り外します。
ライトの下側にプラスのネジで固定されているので、これらをドライバーで外します。
ネジが舐めないように気を付けて外しましょう。
ヘッドライト取り付けボルトの取り外し
レンズが外れたら、ライトとステーを固定しているボルトを外しましょう。
これは、ライトの中のナットをスパナで固定して、ライトの外のボルトを別のスパナで回していくことで外すことが出来ます。
僕は前回ラチェットレンチを用意したので今回のカスタムでもラチェットレンチを使用していきましたが、ラチェットレンチはとても便利なものでした。
カスタムに必須と言ってもいいかもしれませんね。
光軸調整用ボルトの取り外し
続いて光軸調整用のボルトを取り外します。
こちらもプラスのネジで固定されているので、ドライバーで外します。
純正のヘッドライトを使用しない場合にはおそらくこのネジは不要になるのでしょう。
僕の場合は、純正のライトをこれからも使うのでこのネジとステーは再利用することにします。
ちなみに、5型のSRはヘッドライトとタンクが同じ塗装になっているので統一感があります。あとシートのカウルとサイドカバーが同じ色になっていますね。
カウルとサイドカバーはプラスチックのような素材なんだけど、ライトはステンレス?か何かの金属で出来ているようです。せっかく同じカラーで統一されているので僕はライトはしばらくは交換しないつもりです。
純正ステーの取り外し
続いて純正ステーを取り外していきます。
これがけっこう大変。
ステーと配線のわずかな隙間にレンチを突っ込んで、ちょっとずつ回してボルトを外していきます。
根気のいる作業となりますので、地道にやっていきましょう。
僕のSRの場合、四か所あるボルトのうち3か所はラチェットレンチが入らなかったので地道に普通のスパナでちょっとずつ回していきました。結構時間もかかるので余裕をみて取り掛かりましょう。
純正ステー取り付けボルト戻し
純正ステーを取り外すことが出来たら、先ほど取り外したボルトをまた付けていきます。
これは、ステーを取り外したことによってできてしまった穴を埋めておく為です。
別に戻さなくてもいいのかもしれないけど、僕は戻しておきました。
光軸調整用ステー再接続
次に、光軸調整用のステーをサイド取り付け、ライトと固定します。
この時ライトとの固定はまだ仮止めにしておきましょう。
ここの取り付け角度でライトの照射角度がかなり変わってしまうので、よく確認しましょう。
僕は下向きに取り付け過ぎてしまい、ライトが全然照らさなくなってしまいとても困りました。
なので、あまり下向き過ぎないほうが良いかと思われます。
新ステー取り付け
ではいよいよ新ステーを取り付けていきます
ボアエースのライトステーはトップブリッジを外さなくても装着できるタイプなので、簡単にフォークに取り付けることが出来ます。もし用意したステーがフォークに差し込むタイプのステーであれば、トップブリッジを外してから取り付けましょう。トップブリッジを外す方法はちょっと分からないですね。
ブラケット取り付け
ブラケットは観音開きとなっているので、開いてフォークに取り付けます。
取り付けの際はこちらも一度に締めるのではなく、まずは仮止めして全体のバランスを確認しましょう。
なお、ステー取り付けボルトにはストッパーがついており、指で回したくらいではボルトが締まらなくなっています。
ブラケットにステーも取り付ける際の取り付け順序はボルト、カラー、ステー、ブラケット、ワッシャー、ナットの順になります。
新ステー仮止め
四か所のブラケットにステーを取り付けることが出来たら、全てのボルトを仮止めした状態で全体のバランスを確認しましょう。
この時僕は、フォークの上から何センチ、っていうのを測って調整してみました。
そして、ステーとライトも仮止めしていきます。
いよいよ本締め
全体のバランスを確認し、ここだ!っていうところにすることが出来たらいよいよ本締めです。
本締めの際も一度にボルトを締めきるのではなく、全部のボルトを均等に締めていったほうが良いでしょう。
また、ボルトを締めていくにつれちょっとずつステーの場所が変わってきてしまうので、その都度確認と調整をしながらボルトを締めていきます。
ヘッドライトレンズ装着
ステーの取り付けが完了したら、はじめに取り外したヘッドライトのレンズを戻します。
取り外したレンズを戻す際には、ステーを変えたことによりライト本体の形が微妙に変わってしまい、取り付けずらくなっている場合があります。
そんな時はライト本体をグッと押してレンズを取り付けましょう。僕はなかなかライトが戻せなくて苦労しましたが、ライトをグッと押して変形させることですんなり入りました。
ライトを戻したら、完成!
ヘッドライトステー交換完了!
では、交換完了したライトステーがこちらです。
ビフォアー
アフター
別角度から、ビフォアー
アフター
いかがでしょうか。けっこう見た目の印象が変わったのではないでしょうか?
純正のステーもシルバーでかっこいいんだけど、やっぱり穴が開いてるのは気になってしまいます。
そして新しいステー、文句なしのかっこよさですね!
いろんなステーがありますが、僕はこれにしてよかったと思っています。
ヘッドライトステーの交換が、それほど難しい作業もなくそれでいて見た目が大きく変わります。
初心者の僕にも出来たので、同じくカスタム初心者の方にはぜひ挑戦してもらいたいですね!
では、また次のカスタムでお会いしましょう~。
使用アイテム紹介
今回使用したボアエース社のライトステーはこちら。
別途、ライト取り付け用のボルト/カラーも必要になります。
使用した工具、ラチェットレンチはこちら。ボルトの取り付けが簡単になります。
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